2007年5月14日 (月)

MS-20講座 再開

長らく休止中だった本家HPでのMS-20音作り講座を再開しました。
MS-20はKORG社から販売されているソフトシンセで、講座では MS-20の特徴を生かした音色の編集(エディット)のやり方を 解説しています。

休止中には再開のご要望をいくつか頂いていました。ありがとうございます。
それを受けて何度か再開に向けた作業をしていたんですが、HPのレイアウトデータがトんでしまったりといろいろあって時間がかかってしまいました。

今後も随時更新していきますので、よろしくお願いします。

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2006年1月28日 (土)

GarageBand3をいじってみました

iLife'06がわが家にやってきましたので、早速 GarageBand3をいじってみました。

GarageBand3の最も大きな変更点として Podcastへの対応が挙げられています。
いじってみた印象は、まさに Podcastのための進化という感じでした。


GB3-0
まず起動画面では「新規Podcastエピソード」と「新規ムービースコア」の選択が追加されています。それぞれ Podcastとムービーを作るためのテンプレートです。

GB3-1
「新規Podcastエピソード」を選ぶと、5つのトラックがデフォルトで設定されます。
上から順にアートワーク、男声録音トラック、女声録音トラック、ジングル、ラジオサンドと並んでます。

アートワークには画像やムービーをタイムラインに沿って並べる事が出来ます。
男声録音トラック、女声録音トラックにはそれぞれ声の収録に便利なエフェクターがプリセットされています。
ジングルというのはイントロやつなぎに使う数十秒単位の短い曲ファイルです。後述しますが、GarageBand3にはジングルのライブラリも豊富に追加されています。このトラック上にジングルをポンポンと並べていく訳です。
ラジオサウンドはソフト音源で、特定のジングルを鍵盤で再生できるようになっています。ウインドウメニューから「キーボード」を選び、表示された鍵盤をマウスでつついて音を出してみましょう。

「新規ムービースコア」は iMovieの動画に GarageBandで音楽をつけるためのテンプレートです。これを選ぶとムービートラックが設定されて、iMovieの動画をドラッグしながら音楽をつけていけます。


GB3-2
さて、ウインドウの右側にある「i」型のアイコンをクリックするとウインドウの右半分にトラック情報が表示されます。GarageBand2まではフローティングウインドウ内に情報が表示されていましたが、このように右半分に表示されるほうが見やすいですね。

GB3-3
そして「目玉マーク」のブラウザを表示して左下の Podcastマークをクリックすると、ジングル、スティンガー、サウンドエフェクトが表示されます。それぞれ約200種、約50種、約170種と豊富に揃っています。
ジングルは先ほども説明したように、数十秒単位の短い曲ファイルですね。
スティンガーとサウンドエフェクトはそれぞれ効果音です。
なおジングルは AppleLoopsではなく単なる音声ファイルとなっています。このため全体のテンポを変えても、それとは別の固定テンポになります。


GB3-4
さてさて、実際に Podcastを作成してみました。サンプルとして花の画像を適当に並べてみます。iPhoto内の画像をマウスドラッグで Podcastトラックに並べていきます。

GB3-5そして目玉マーク」のブラウザからジングルを選んで並べ、トラック音量の設定でつなぎ目を滑らかにするとできあがり。わずか数分で超手抜きPodcast:30秒が完成してしまいました。
※超手抜きなので内容は何もありません。
 うまく再生されないときは「リンク先のファイルをダウンロード」して、出来たファイルをダブルクリックしてください。

でき上がった Podcastは今までと同様に iTunesに書き出せます。このときアートワークも書き出され、iTunesの左下のエリアに表示できます。

GB3-6さらに「iWebに Podcastを送信」というメニューが加わっており、直接 iWebに対して書き出せるようになっています。環境設定の「書き出し」タブで、この書き出し先を iWebにするかディスクにするかを選択できますので、iWebがなくてもディスクに保存して別途 webに上げることができます。

またダッギングという機能も追加されています。これは Podcastで声が入っている部分の BGM音量を自動的に下げてくれる機能で、各トラックの右側にある上下三角ボタンでON/OFFを設定します。これを使うとこのように BGM音量が自動調整されるので便利です。


以上、駆け足の説明になりました。
音楽的な部分では追加機能は無いようです。エフェクトが増えたりしてるのかもしれませんが大きな変化は見当たりません。

一方で Podcastの作成という点ではいかにも Appleらしく、簡単で上品に作成が出来るように考えられています。Podcastを作成するには無くてはならないツールとなりそうです。

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2006年1月18日 (水)

Intel iMacばらし記事

KODAWARISANが Intel iMacのばらし記事をアップされています。

気になる内部構造ですが、パーツレイアウトはiMac G5 (iSight)と同じようですね。ロジックボード、HDD、電源、ファンなどの位置は同じです。
今回の Intel iMacのパーツレイアウトは iMac G5 (iSight)を踏襲しているのですね。逆に iMac G5 (iSight)が Intel iMacへの布石だったという見方も出来ます。

ロジックボードの独特の形状は iMac G5 (iSight)と同じですが、その上のパーツは当然ながら刷新されています。注目の Intel Dualコアはロジックボードの左上にあり、大きなヒートシンクがつながっています。これとは別に Intelのチップコントローラも実装されています。

ボード上はパーツがまばらな領域もあります。これを詰めればボードをさらに小さくできそうで、今後より小型な Macが登場するんじゃないかという期待も膨らみます。

また、コンデンサの数がかなり少なくなっているのも個人的にはポイントです。去年の夏にパンク問題を起こしていたコンデンサが少なくなっているのは、故障の確率が少なくなるのではという期待を抱かせます。
まあ実際にはそんなに単純なハナシでも無いでしょうが、少なくとも精神衛生上はよろしいかと。

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2006年1月16日 (月)

知りませんでした、QuickTimeのこのTips

QuickTimeでムービーを見ているとき、画像の上でマウスのスクロールホイールを回すと、再生位置を移動させる事ができるんですね。

スクロールアップの方向(↑)だと順送り、スクロールダウンの方向(↓)だと逆送りで、移動させた後は一時停止状態になります。

キーボードの←→キーだと1コマずつのコマ送りになりますが、スクロールホイールからだと5コマずつ位で移動するようです。

ムービーの位置出しに便利そうな機能です。safariで表示中のストリーミングムービーも操作できました。
知っている方からするとアタリマエの機能なのかも知れませんが、私にはビックリの新発見となりました。

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2006年1月11日 (水)

基調講演の個人的ポイント

1.iPod、3ヶ月で1400万個売り上げ

iPodはトータルで4200万個、そのうち去年1年で3200万個、直近の3ヶ月で1400万個を売り上げたとのことです。これはものすごい数字ですね。

ipod-graph簡単なグラフにしてみるとこんな感じ。最初のiPodの発売が2001年10月。4年3ヶ月前です。こうして見ると2005年に入ってからの延びが際立っています。

2005年はshuffle、nano、第5世代iPodと立て続けに発売されました。これらが売り上げ個数に大きく貢献したという事なのでしょうね。

2.iWebを発表

iLifeで作った写真、動画、音楽を簡単にweb上に公開できるとの事。blogも可。

SYU MUSIC本家では音楽サンプルをよく使ってますが、そのページ作成ははっきり言ってつまらない地道な作業の繰り返し。これが最近更新が滞りがちなことの遠因となって…#言い訳。

ですので、ページ作成が楽しく簡単な作業になるのならばこれは嬉しいですね。
作成時にはテンプレートを使用するそうですが、似たり寄ったりのデザインになってしまわないようにテンプレートの編集などが自由にできるといいですね。ここは気になります。

iWebは iLife'06中の1ソフトとして本日発売。思わずポチッと購入してしまいました。

3.IntelMacの気になるポイント

今までの4倍速い MacBookと、2〜3倍速い iMacが発表されましたが、気になるのは今までのアプリがきちんと動くのか、それらの動作速度はどうかという点です。

エミュレータである Rosettaを使って Officeや Photoshopのデモが行われました。で、Officeは3月にユニバーサルバイナリー版が無料で(えらいぞ)提供されるとのこと。

そうなると現在の Officeと3月に出るものとの「差」はどうなんでしょうか。ユニバーサルバイナリー版になると当然速度アップが期待される訳ですが、逆に見ると現在の Rosetta上で動く Officeの速度はどうなんでしょうね。Rosettaでの速度が1/4位で、マシン自体が2〜4倍速くなってるから±0とか。

まあ Officeはユニバーサルバイナリー版を待つとして、他のソフトの動作状況が最も気になります。
特に私がよく使う音楽ソフトはリアルタイムの動作速度と正確性(テンポや音がズレないこと)がシビアに求められます。Officeならばちょっと動作がもたついたりしても実害はほとんどないのですが、音楽ソフトはズレたりヨレたりは厳禁。
また音声の入出力などに使う周辺機器のドライバが正しく動くのかも重要なポイントです。

Rosetta上で動かしても心配ないのか、ユニバーサルバイナリー版が各メーカーから出されるのを待たないと「使えない」のか。気になります。

4.Classicはついに終息?

Appleのサイトで MacBookと iMacの製品紹介ページを見てみると、Classicについての記述が無いようです。ついに終息したのでしょうか。
私自身滅多に使ってなかったClassicですが、無くなったと言われるとなんとなく一抹の不安を感じてしまったりします。

今年中に Intelへの完全移行が完了するとのことですから、つまりは Classicが今年中に完全に無くなるということですかね。
実際にはマシンを買い替えるまでは Classicが存命する訳ですが、今のうちに Classic専用?に MacMini辺りを買っておくのも手かも知れません。

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