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2005年9月29日 (木)

無線化で大騒ぎ

kaisen1
私の家は母屋+離れの事務所という形になっています。
PowerMacG5が来る前は私のネット回線は ISDNで、私の部屋にある iMacがつながっていました。

kaisen2
PowerMacG5と光ケーブルは仕事や回線の都合から離れの事務所に置くことになり、部屋の iMacは ISDNで我慢しながらチクチクとやっていました。

しかしデータ共有やらアップデートやら何やらでやっぱり iMacも光ケーブルにつなぎたいという欲求は日々高まり、ついに無線LANを導入することになりました。

部屋にある1台の iMacが無線化できればいいので、買ってきたのは無線LANアクセスポイントとイーサネットコンバータ。この二つの機械でLAN回線を無線で飛ばす形になる訳です。

kaisen3
ここで問題になったのが事務所と部屋の距離です。イナカ住まいのため母屋は妙にだだっ広く、事務所はさらにその向こう側。試しに事務所と部屋とに機械を置いてみたんですが、電波が届かなくて全くダメです。

こうなると仕方ありません。母屋の屋根裏によじ登ってゴソゴソと LANケーブルを引き回すことになりました。まだ残暑厳しいこの季節、太陽にあぶられた屋根裏は想像以上の暑さです。しかも人が登るようには作られてないので梁や柱が障害物競争のように立ちはだかります。その中を懐中電灯と LANケーブルを握ってゴソゴソしなければなりません。配線の位置を確かめるため降りたり登ったりを繰り返すこと5回。もう3年分位の汗を一気にかいてしまいました。

kaisen4
結局、機械を事務所に一番近い部屋に置き、そこからケーブルを自分の部屋まで延々と引き延ばし、押し入れの天袋に電気ドリルで穴を空けてケーブルを部屋に引っ張り込みました。

こうしてパソコン1台を光回線に参加させるためにとんでもない苦労をしたんですが、おかげで部屋でも快適なネット環境が手に入りました。

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2005年9月23日 (金)

Shuttle pro 2

shuttle1私がかなり気に入ってる周辺機器のひとつ、それがこの"Shuttle pro 2"です。AppleStoreで購入しました。
グルグル回るジョグダイヤルと15個のショートカットボタンが付いていて全長20cm。USBで Macと接続します。
元々はビデオ・オーディオ編集ソフト用のものなのですが、Finderを始めほぼ全てのアプリで使用できます。

ジョグダイヤルはアルミ製で動きは非常にスムーズです。その周りにはバネを内蔵したシャトルリングがあります。このダイヤルとリングでいわゆる早送り・巻き戻しをしながら、ボタンを押して編集作業をするのが基本的な使い方となります。

shuttle2動作設定は付属のソフトで行います。あらかじめ30種程のアプリのテンプレートが付いており、それを変更したり、新たなアプリの設定を登録したりが自由にできます。
キーボードショートカットをはじめ、スクロール、マウスクリック、ボリュームの上げ下げ、さらにはマクロ動作まで登録できるので非常に柔軟です。
さらに1つのアプリに複数の設定セットを割り付けて、切り替えて使うこともできてしまいます。つまりアプリごとの設定を無限に増やすことが可能な訳です。

1点だけ気になる点があるのですが、ショートカットを設定した場合、"Shuttle pro 2"からはどうやら英語(US配列)キーボードの配列でコマンドが送られるようです。英語キーボードと日本語キーボードでは記号キーの位置が違いますから、記号を使ったショートカットは正しく動かないことになります。
したがってシステム環境設定で記号を使ったショートカットを他のキーに割り付ける必要があります。これがちょっと面倒ですが、設定の手間は1度だけなのでなんとかなります。


実際の使用法ですが、キーボードの代わりに左手で"Shuttle pro 2"を使い、右手にマウスを持つ形になります。
例えば、GarageBandでは再生ポイントのスクロールと録音、再生、ミュート、ソロなどの機能を割り付けています。
Safariではスクロールとページの進む・戻る、新規ウインドウや新規タブ、タブ移動、文字の拡大縮小、ブックマーク登録まで割り付けています。キーボードを全く使わずに自由なブラウジングが可能になりました。
iTunesではボリューム調整、曲の選択、早送り/巻き戻し、ビジュアライザのオン/オフなどを割り付けています。
Finderでもカーソル移動や Expose、ウインドウの開閉などを割り付けています。
このように全アプリで使えて非常に効率的です。

shuttle3ただし、ダイヤル+リング+15個のボタンの設定をアプリごとに覚えるのは大変です。正直言って覚えきれません。そこで Excelで説明図を作成してハードコピーを撮り、それを Dashboard上で表示させるようにしました。こうすれば忘れても大丈夫です。

ちょっと値段が張りますが、非常に柔軟性のある機能でその価値は十分にあると思います。1台いかがでしょうか。

ちなみに廉価版の"Space Shuttle"というのもあります。こちらは代理店では完売扱いになってしまってますが、店頭在庫はまだ見つかると思います。

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2005年9月17日 (土)

光回線がやってきた

PowerMacG5購入時に契約した光回線の工事が終わりました。

NTTからの距離があるわが家では ADSLが引けず、今までは ISDNでお茶を濁していました。
世の中は 12Mだ、24Mだと盛り上がってる最中に 64kbpsでチクチクとやっていたのです。

ですが今回は光です。100Mbpsです。1Mバイトのファイルをダウンロードするのに3分かかってた今までとは違う新しい未来が待っているはずです#大げさ。

工事は家の近くの電柱から光ファイバーを引っ張ってきて終端装置につなぐという内容。2時間ほどで終わりました。

早速終端装置から LANケーブルを延ばして PowerMacG5に直結。いろいろなホームページを見て回ると、確かに ISDNより早いです。が、しかし、なんだか全体的にモッサリした印象。ホントに 100M出てるのかな?
回線速度を測定するサイトで調べてみると約12Mbpsという結果が出ました。また大きなファイルをダウンロードしてみると約16Mbps/秒。100Mbpsの 1/8〜1/6の速度ですね。こんなものなのでしょうか。

しかし 12Mbpsしかないとしても、たいていのホームページは1秒以内に表示できるはず。ですが実際には3〜5秒かかっています。これはなぜ?

よくよく見てみると、リンクをクリックしてから2秒ぐらいのタイムラグがあって、それからページがバッと表示されます。ヨーイドンから2秒してからダッシュで走り始めるような感じです。これがモッサリの原因になってるようです。うむむ。

後日、レンタルのルータが届いたので、ルータ経由でつなぎ変えました。終端装置→ルータ→PowerMacG5の順です。

すると今まであった2秒のタイムラグがなくなりました。回線測度自体は相変わらず約12Mbpsなのですが、タイムラグが無くなったことで体感速度がものすごく向上しました。

謎のタイムラグに悩まされた数日間はあったものの、これでようやく新しい未来とご対面できたのでした。

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2005年9月14日 (水)

こんな夢を見ました

本屋に行ったら、定価2万3千円!の本が。
なんじゃこりゃと思いながら手に取ると、
「付録」として iPod nanoと専用キャリングポーチが付いてるではありませんか。
しかも nanoは限定カラーのブルー!。

買おうかどうか迷ってるところで目が覚めました。
うーむ、買っておけば良かったです。
夢なんだから買っても買わなくても一緒ですけど。

どこかの出版社からほんとに出して欲しいですね〜。

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2005年9月12日 (月)

iPod mini周辺機器

何を今さら、という話ですが、iPod mini周辺機器を買ってしまいました。
nanoが出たのに何をしてるんですかあなたは、という皆さんの声が聞こえてきそうですが、nanoかminiかで悩んだあげくに miniを選んだ私としては「miniを選んだ事は間違ってなかったですよね」と自分に言い聞かせるためのよりどころが欲しかった訳です。

050911BELKIN言い訳が長くなりましたが、そんな私が買った周辺機器というのがこの Belkin TuneBase FM for iPod miniです。AppleStoreで購入しました。

車で miniを聞くための電源アダプタに FMトランスミッタが付いたこの製品、車のシガーライターにはめ込んでニョキッと伸ばしたアームの先に miniをセットする形になっています。

先端部はまさに miniにぴったりとフィットします。コネクタ部の周辺はクリアパーツが外周をぐるりと取り巻いて miniを載せた場合の安定性をより高めているのですが、このクリアパーツがあるために mini以外の iPodを接続することはできません。nanoも nano付属の Dockコネクタを使えば取り付けられるのかも知れません(確証はありません)。

アームは長過ぎず短すぎずで自由に曲げられるため、運転中にちょうど手が届くように簡単に調整できます。
周波数は4つがプリセットされており、変更も出来ます。ボタンを操作するとバックライトが点くのも夜のドライブで役立ちます。また車のエンジンを切って電源供給が絶たれると miniが自動的に一時停止するのもポイントです。

音質は「サー」というノイズが若干目立ちますが、以前使っていた FMトランスミッタに比べれば格段に上です。以前は歪みやプチプチしたノイズがとても気になっていたのですが、一気に解消しました。

050911BELKIN2車に取り付けるとこんな感じ。手元で操作できる便利さは思っていた以上です。今までもダッシュボードに転がした iPodで音楽を聴いていましたが、曲を変更するにもいちいち iPodを覗き込むような姿勢になるのは面倒で危険でもありました。それがニョキッと伸ばしたアームのおかげで手元で操作できるようになって快適度が非常にアップしました。

実際に取り付けるにあたっては miniをシリコンケースに入れたままつなぎたかったので、クリアパーツを取ってしまいました。クリアパーツは接着されているのではないので、ボタン部を覆うゴムパーツを取った後に背面をこじって上側に引き抜けば傷をつける事なく取る事が出来ます。むむ、これを取るとmini以外の iPodを付けられるのかも知れません(クリアパーツの除去は自己責任でお願いします)。

実は miniを買う前から気になってたこの製品、miniとのコンビネーションと操作性では車用アクセサリの中でも最強の部類に入るのではないでしょうか。miniを選んだ事は間違ってなかったですよね。ね。

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2005年9月10日 (土)

PMG5の実力は?

PowerMacG5(PMG5)がわが家に来て、使用環境も整ってきました。
ここで以前メインマシンとして使っていた iMacG5と比べて PowerMacG5はどのくらいの実力があるのか調べてみました。
今回は私が実作業で使用しているアプリでの比較をしましたので、まさに「実」力がわかるのではないでしょうか。

PMG5の設定は CPU:2GHzデュアル OS:10.4.2 メモリ:1.5GB、
iMacG5は初期型で CPU:1.8GHzシングル OS:10.3.6 メモリ:1.0GB
です。OSのバージョンや搭載メモリが違いますが、これは私の実際の作業環境を反映した形になっています。
それでは比較開始です。


1.GarageBand
皆さんおなじみのGarageBandです。私の 本家HPのオリジナル曲でご紹介している曲データのひとつを再生して、アクティビティモニタでCPU負荷をチェックしました。ソフト音源を多用したかなり負荷の高い曲です。トラック数は9です。

GarageBandiまず iMacG5は負荷83%。だいぶ高くなっています。GarageBandの再生ヘッドの色も赤く染まっています。

GarageBand一方PMG5は負荷なんと28.5%。かなりの余裕です。CPU使用率のグラフが2段になってるのも面白いですね。

2.Cubase(1)
次は GarabeBandと同じ音楽ソフトである Cubase。ソフト音源を多用した別の曲を再生してみました。ソフト音源といっても GarabeBandとは種類が異なります。トラック数は12です。

Cubase1iiMacG5は負荷42%。GarageBandよりも負荷は少なくなっています。

Cubase1PMG5は負荷11.5%。めちゃ余裕です。

3.Cubase(2)
Cubaseでリアル音源を多用した別の曲を再生してみました。トラック数は15で、エフェクターも多用してます。

Cubase2iiMacG5は負荷100%。もうギリギリのラインで動いてます。

Cubase2PMG5は負荷32.5%。まだまだ余裕があります。


4.Shade
t_rex3Dコンピュータグラフィックソフトの Shadeで、この恐竜(サンプルファイルとして付属)をレンダリングしてみました。CPU負荷はどちらのマシンも100%になりますので、レンダリングにかかる時間を計測しています。


レンダリングの設定は「分割:最も細かい 手法:パストレ 大域照明:パストレ」です。何だか呪文みたいですが、最も負荷の重たい設定だと考えてください。

iMacG5は526秒。
PMG5は171秒でした。


まとめ
CPU負荷からの実力の算出方法ですが、まずマシンの実力を「1÷負荷」で求め、iMacG5の実力を100とした場合、PMG5の数値がどのくらいになるかを求めてみました。
レンダリングの場合は「1÷時間」から求めています。

1. iMacG5:100 PMG5:291
2. iMacG5:100 PMG5:365
3. iMacG5:100 PMG5:308
4. iMacG5:100 PMG5:308

ということで、PMG5は iMacG5のほぼ3倍の実力である、という結果が出ました。
CPUがデュアルでクロックも若干上がってるので、これだけで実力2倍位にはなる訳ですが、さらに内部バスが高速・広帯域になっている点と搭載メモリ量の差が効いているのだと思います。

う〜ん、すごい結果が出ました。特に3. のように今まで iMacG5でギリギリ動かしていたものが余裕で動くところは非常に素晴らしいです。改めて PMのすごさを実感したのでありました。

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2005年9月 8日 (木)

nanoかminiか

iPod nanoが出て iPod miniがラインナップから消えました。
つまり miniから nanoへのスイッチが行われたわけですね。

電車やバスでの通勤・通学やジョギングなどで音楽を聴く方には iPod nanoは最適だと思います。自転車は…危ないですか、そうですか。

私は車での移動中しか iPodを使わないため、今までは第2世代の iPodを使っていました。シガーライターから電源を取り、外付けのFMトランスミッターでラジオに音を飛ばして聴く、というのがわが家でのスタイルな訳です。

それを踏まえた上で nanoと miniとを比べてみると、nanoの小ささ&薄さというのは確かに魅力ではありますが、私にとっては優先順位が低くなってしまいます。車のダッシュボードに転がしておく訳ですから。
カラー液晶については nanoの現物をまだ見てないため何とも言えません。価格は同じ21,800円。そして容量は nanoが miniの半分。むむ…。

アクセサリに関してはdocコネクタを使うものならば mini用の流用が効くそうですが、docコネクタと本体ホルダーが一体になったものとかはどうでしょう?つなげたときにかなりのスキマが空いてしまいそうです。ケースなどはこれからのラインナップに期待、という訳ですね。むむむ…。

ということで、"iPod mini"を買ってしまいました。近所のショップにはまだ在庫があり、千円引き。ちょっと得した気分になったりして。

050908miniと今まで使ってた第2世代。第2世代の方もまだ動くので、2台の iPodをどう使い分けるかというところが今後の悩みどころ?10GBのハードディスクとして使う手もありますね。

って、第2世代がまだ動くのに、なんで miniを買ってしまったんだろう…。

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2005年9月 4日 (日)

PowerMacG5がやってきた

あいにくと小雨がぱらつく天気の中、車で PowerMacG5を取りに行ってきました。
ショップで受け取った本体の箱に輝く "G5"の文字がまぶしいですが、ちょっと困ったのがその箱の大きさ。70cm四方ぐらいあります。

なんと車は車検の代車である軽トラなのです。天気が良ければ荷台に積めば全く問題ないのですが、小雨の空模様。さあ、どうしましょう。

keitoraショップの店員さんに手伝ってもらって軽トラの助手席になんとか箱を収めてみたものの、どう見てもサイズオーバー。車の左側が全く見えません。サイドミラーも箱の向こう側です。これでは危険すぎてとても運転できません。

仕方がないので箱を荷台に積みなおして出発です。小雨は幸いにパラパラ状態ですが、あちこちにどんよりと雨雲が垂れ下がり、いつ本降りになってもおかしくない状態。アクセルを吹かして一気に突っ走りたい気持ちですが、軽トラは車体が軽いのでスピードを出すとピョコピョコと跳ねてしまいます。本体にあまり振動を与えたくもありません。

PowerMac信号待ちの度に荷台の様子を気にしながら約1時間、どうにか本降りの雨を避けて自宅までたどり着きました。
早速セットアップして動作確認。ジャーンというおなじみの起動音と共に PowerMacG5は無事立ち上がりました。背景がショボくて机がオンボロだったりしますがご勘弁を。さあ、これから私の PowerMacライフ?が始まるのです。

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2005年9月 2日 (金)

PowerMacG5がやってくる

ついにわが家にも PowerMacG5がやってくる日がきました。

地元のパソコンショップに何気なしに立ち寄ったところ、ちょうど Macキャンペーンをやっており、Mac本体+1GBのメモリ+19インチディスプレイ+光回線新規加入の4点セットでお得な価格になっていたのです。
※現在キャンペーンは終了しています。

本体には標準で512MBのメモリが搭載されているので、+1GBで1.5GBになります。私の使用環境だとこれで実用十分。
またウチは NTTとの距離の関係で ADSLが引けずにずっと ISDNで頑張ってきたのですが、そろそろ限界が見え始めていました。
したがってこのキャンペーンは私にとってまさに最適な内容となっていたのです。

ここで悩ましいのが本体のクロック周波数です。2.0GHz、2.3GHz、2.7GHzでそれぞれ6万円ずつの価格差があります。2.0GHzを基準とすると 15%アップに6万円、35%アップに12万円が出せるのか…。
そしてついに決めました。2.0GHzです。価格差の壁はやはり大きかったです。

しかしこれで私もはれて PowerMacG5ユーザー。これを使ってやりたい事がいろいろと頭に浮かんできて、久しぶりにワクワクしています。

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