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2006年1月11日 (水)

基調講演の個人的ポイント

1.iPod、3ヶ月で1400万個売り上げ

iPodはトータルで4200万個、そのうち去年1年で3200万個、直近の3ヶ月で1400万個を売り上げたとのことです。これはものすごい数字ですね。

ipod-graph簡単なグラフにしてみるとこんな感じ。最初のiPodの発売が2001年10月。4年3ヶ月前です。こうして見ると2005年に入ってからの延びが際立っています。

2005年はshuffle、nano、第5世代iPodと立て続けに発売されました。これらが売り上げ個数に大きく貢献したという事なのでしょうね。

2.iWebを発表

iLifeで作った写真、動画、音楽を簡単にweb上に公開できるとの事。blogも可。

SYU MUSIC本家では音楽サンプルをよく使ってますが、そのページ作成ははっきり言ってつまらない地道な作業の繰り返し。これが最近更新が滞りがちなことの遠因となって…#言い訳。

ですので、ページ作成が楽しく簡単な作業になるのならばこれは嬉しいですね。
作成時にはテンプレートを使用するそうですが、似たり寄ったりのデザインになってしまわないようにテンプレートの編集などが自由にできるといいですね。ここは気になります。

iWebは iLife'06中の1ソフトとして本日発売。思わずポチッと購入してしまいました。

3.IntelMacの気になるポイント

今までの4倍速い MacBookと、2〜3倍速い iMacが発表されましたが、気になるのは今までのアプリがきちんと動くのか、それらの動作速度はどうかという点です。

エミュレータである Rosettaを使って Officeや Photoshopのデモが行われました。で、Officeは3月にユニバーサルバイナリー版が無料で(えらいぞ)提供されるとのこと。

そうなると現在の Officeと3月に出るものとの「差」はどうなんでしょうか。ユニバーサルバイナリー版になると当然速度アップが期待される訳ですが、逆に見ると現在の Rosetta上で動く Officeの速度はどうなんでしょうね。Rosettaでの速度が1/4位で、マシン自体が2〜4倍速くなってるから±0とか。

まあ Officeはユニバーサルバイナリー版を待つとして、他のソフトの動作状況が最も気になります。
特に私がよく使う音楽ソフトはリアルタイムの動作速度と正確性(テンポや音がズレないこと)がシビアに求められます。Officeならばちょっと動作がもたついたりしても実害はほとんどないのですが、音楽ソフトはズレたりヨレたりは厳禁。
また音声の入出力などに使う周辺機器のドライバが正しく動くのかも重要なポイントです。

Rosetta上で動かしても心配ないのか、ユニバーサルバイナリー版が各メーカーから出されるのを待たないと「使えない」のか。気になります。

4.Classicはついに終息?

Appleのサイトで MacBookと iMacの製品紹介ページを見てみると、Classicについての記述が無いようです。ついに終息したのでしょうか。
私自身滅多に使ってなかったClassicですが、無くなったと言われるとなんとなく一抹の不安を感じてしまったりします。

今年中に Intelへの完全移行が完了するとのことですから、つまりは Classicが今年中に完全に無くなるということですかね。
実際にはマシンを買い替えるまでは Classicが存命する訳ですが、今のうちに Classic専用?に MacMini辺りを買っておくのも手かも知れません。

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